ではこの業界マップの説明をします。広告代理店は主に3つに分類することができます。
①「総合系」
ここでは、TVや雑誌、ネットメディアなどあらゆるメディアを扱います。また、多種多様な業界の企業がクライアントになるので、業務においても幅広いことに取り組むことができます。
②「デジタル系」
ここではインターネットのメディアを専門的に扱います。2019年度にはインターネットの広告費がTVの広告費を抜き、今後もインターネット広告は勢いを伸ばし続けると考えられます。
③「ハウスエージェンシー系」
ハウスエージェンシーとは特定の事業会社を広告主として専属で広告事業を行う会社のことを指します。特定の事業会社からの案件がメインのところもありますが、ジェイアール東日本企画や東急エージェンシーのように他社の案件も引き受ける総合広告代理店の機能を持つものもあります。
代理店ではないのですが「メディアレップ系」も紹介します。ここは広告代理業務がメインではありません。各種メディアを仕入れて広告代理店や広告主に販売する広告メディアの卸売屋のような存在です。多種多様なメディアの中から最適なメディアを選定します。