【例文・一覧付き】これであなたも長所・短所マスター!

【例文・一覧付き】これであなたも長所・短所マスター!

こんにちは。学生編集部のあぼかどばーがーです。 実際の就活生と一緒に就活の悩みを解決していく「ジブン広告」シリーズ。今回解決する課題は「長所・短所」です!
・自分の長所・短所がわからない
・なんて答えていいかわからない
・今の自分の回答に自信がない
こんな悩みを持っている人は、この記事を読んで、自信を持って自分の長所・短所を伝えられるようになりましょう!

おろポン唐揚げ

人前でパフォーマンスすることが大好きなアクティブ系女子大生。 よさこいサークルで活動する傍ら声優養成所にも通う。 広告・エンタメ業界を志望している。

なぜ長所と短所を聞かれるの?

①自分のことを客観的に理解できているかどうか
まず自分の長所と短所を理解するには自分自身を客観的に理解することが重要です。この物事を客観的に理解する力は課題発見能力に繋がり、入社後にもとても重要です。長所・短所が理解できている人は「自分の長所を活かしながら、短所の改善にも努力している人」と受け止められます。
では自分自身をどうのように客観視すればいいのか。自己分析です!自己分析でつまづいている人は是非この記事を読み進めてください!

②自社にマッチする人材かを見ている
長所・短所を聞くことで応募者が自社の社風や職種に合っている人材なのかを見ています。自社とマッチしていない場合、応募者が入社してから上手く活躍できず早期退職してしまう、というようなミスマッチングが生まれてしまい双方に不幸な結果となってしまいます。自分にあった企業に行くためにも、きちんと自分の長所・短所を理解しておきましょう。

③短所を改善しようとする努力をしているかどうかを見たい
短所は誰にでもあるものです。だからこそ短所をきちんと把握し、改善していこうという努力をしているかがとても重要になります。短所を改善する努力ができる人、つまり課題を把握し解決する努力ができる人だということがアピールし、入社後も成長して活躍できるイメージを面接官に抱かせることが重要です。

どうやって見つけるの?

【他人に聞いてみよう】
まず一番いい方法は周囲の人に聞いてみることです。そんなの聞くの恥ずかしい、と思うかもしれませんが、客観的でかつ自分の気づいていない考えも聞ける最善の方法です!「自分ってこういう一面あるんだ」「自分いいとこあるじゃん」と気づくことができます。
自分で質問を作ってSNSで聞いてみるもよし、google formを作成して聞いてみるも良しです!直接「私の長所・短所は何?」と聞いても良いですが、中々他人の短所を答えるのは難しいです。

なので、以下のように印象から紐解いてみるのもおすすめです。以下をコピーしてSNSで送ってみてください!

【2問のみアンケートのお願い】

就職活動のため、ご協力をお願いいたします。短文でも構いません、率直な印象をお願いします。

Q1 私との印象的なエピソードを教えてください!

Q2 私の印象を教えてください!

【自己分析から見つけてみよう】
他人になんて聞けないよ orこれだけでは不十分という人もいると思います!
そこで次に必要なのが自己分析です!自分は今までどんな考えを持ってどう行動したか、ということから自分を理解することが大切です。自身の自己分析にまだ納得いってない人は以下の記事を参考に自己分析を深めてみて下さい!

では自己分析から長所・短所それぞれの見つけ方を見ていきましょう

印象を聞くといいんですね!でも聞くの恥ずかしい…
聞いてみると結構みんな褒めてくれるし、面白いエピソードも出てくるから読むと元気になるよ!
確かにこんなこと聞ける機会なんてもうないですもんね!いっちょ頑張ってきます!

見つけ方

自己分析から「成功した体験」「褒められた体験」など自分のポジティブな体験を取り出し、自分の長所となる要素を探してみましょう! その際に注意すべきことは自慢話にならないようにすることです。あくまでも客観的な目線で自分を見つめ、長所を見つけてみましょう!

例)
①文化祭の時クラスの子が沢山自分に協力してくれた→自分のどんな行動が良かったのかな?→長所となる要素を見つける

②いつも色々挑戦しててすごいよ、と友達言われた→自分って好奇心旺盛なのかな?行動力あるのかな?努力家なのかな?→他のエピソードも見ながら長所となる要素を見つける

見つけ方

自己分析から「困難だった体験」「苦手だった体験」など自分のネガティブな体験を取り出して、何が原因だったのか・なぜ困難に感じたのか、と振り返ってみて下さい。そういった体験は自分の短所が影響している可能性が高いです。

ex)
①夏休みにやりたいことを詰め込んだらどれも中途半端に終わってしまった→どうしてそうなっちゃったのかな?→短所となる要素を見つける

②毎日決まった練習メニューをこなすのが苦手だった→なんでなんだろう?→短所となる要素を見つける

ここで大事なのは、この短所が原因で起こった体験に対して自分はどのように行動したのかというエピソードも一緒に見つけておくことです!短所を伝える場面では、自分の短所にどのように向き合っているのか、というところがとても重要になります。「自分の短所+それに対しての向き合い方」このセットで話しましょう!

見つけ方

長所と短所は表裏一体です!言い換え1つで短所が長所、長所が短所になります。どういうことかというと例えば、「優柔不断」は一見短所に見えますが「多角的に検討できる」という長所にも見ることができます。短所・長所の互換表を下に載せたので、片方はわかるけどもう片方がわからないという場合にも活用してみてください。

短所自分の行動・特徴長所
考える前に行動してしまう行動力がある即行動に移せる
他人を頼れない責任感があるチームを引っ張ることがで引っ張っていける
せっかち効率を重視する無駄を省くことが得意
心配性/計画が狂うことが許せない計画を立てる計画的に物事を進められる
自分の意見を中々言えない対立したくない協調性がある
優柔不断じっくり考える多角的に考えられる
押しに弱い相手の立場で考える人のために行動できる
頑固/好き嫌いが激しい自分なりのこだわりがある自分の意見を話せる
熱中しすぎる一つのことに一生懸命になる集中力がある
神経質細かいことが気になる几帳面
理屈っぽい論理的に考える人を納得させられる
勝ちにこだわりすぎて、目的を見失ってしまう負けず嫌い勝つためには努力を惜しまない
緊張しやすい真面目物事に真剣に取り組む
こう見ると確かに短所も長所になりますね!
でしょ!長所か短所の片方がわかれば、もう片方も自ずと見えてくるんだよ!

答え方のポイント

①長所・短所に一貫性を持たせる
長所・短所の答え方に共通して言えることは、長所・短所に一貫性を持たせることです。先ほどもお伝えしましたが、長所と短所は表裏一体です。つまりどこかにリンクする点があるため、矛盾がないように一貫性を持たせることが重要です。
「リーダーシップがある」という長所を話す場合、裏を返して短所となるのは「自己主張が強い」「頑固」といったものになるでしょう。しかしそこで短所に「優柔不断」というような長所に反する短所を述べてしまうと、矛盾が生じどちらを信用すればいいか分からなくなってしまいます。そうなるとアピールを評価されなくなってしまいとてももったいないです。そのため上記の表を参考にしながら、「長所と短所の一貫性」を重要視して考えてみてください!

② 企業の求める人物像に関連づける
先ほど説明した通り、面接官は長所・短所を聞いて、自社の社風や業種の適性を見極めています。そのため、応募企業が求める人物像にできるだけ関連づけて答えることも重要です!企業のホームページや採用サイトなどを見ると、企業が大事にしている価値観や理念、また求める人物像を知ることができます。OB訪問をして、どのような人物像が求められているのかを聞いてみるのも大事ですね。同じ長所を使いまわさず、いくつか候補を用意しておき、企業の特徴や仕事内容に応じて使い分けられるようにしておきましょう。

長所の答え方

まず伝え方は
【結論】長所を伝え→【具体化】どんな時にその長所は発揮される?【エピソード】その長所が発揮されたエピソード→【締め】今後その長所をどう活かしていくか
のように伝えましょう。

例)
私の長所は協調性があるところです。特に私がチームワークをとても大事にしているので、一人一人にしっかりと向き合い一緒に改善することが得意です。私が所属している合唱の団体には学生から社会人までの幅広い人たちが所属しています。自分がパートリーダーになった時、パートの団結力が低く悩んでいました。そこで自分が中心となって立場・年齢の違うメンバーとコミュニケーションを重ねたことで、コンクール入賞という同じ目標に向けて頑張ることができました。

【POINT】
①仕事に活かせる長所をアピールする
長所を伝えることで、面接官に「自社でも長所を活かして活躍してくれるだろう」というように評価してもらうことが狙いです。そのため仕事に活かせる長所をアピールすることが重要になってきます。一方で、仕事に活かせそうにない長所をアピールしても、面接官はその人を採用するメリットを感じられません。一見優れて見える長所でも、仕事での再現性がないと実際に入社後に働く姿をイメージされにくいです。自分の行きたい企業・やりたい仕事に活かせそうな長所をピックアップしましょう!

例)
仕事▶︎チームで働き、スピード感が求められている仕事
人▶︎よく物事を観察・考えるタイプ
長所▶︎「じっくり物事を考える」

この長所は一見活かせそうには見えない
→「よく人を見ているのでチームの調和を取ることができる」に変えてみる!

②エピソードで長所の活かされ方を具体的に説明
長所を伝えたらその長所を入社後どのように発揮できるのか、ということを面接官に具体的にイメージさせることが重要です。そこで、長所を発揮した具体的なエピソードを付け加えます。ここで話すエピソードの大小は評価に影響しません。その分きちんと長所に紐づいていて、かつわかりやすいエピソードを話すことが重要です。

長所エピソード例
ポジティブ周りが落ち込んでいる時自分は前向きに解決策をみつけられた
几帳面ケアレスミスが少ないため、余裕があり+aのことをする
論理的

相手を納得させることができた

努力家

周りより早くスキルアップして頼られるようになった

我慢強い諦めず続けたことで成功に繋がった
行動力がある

チャンスを逃さずにやりたいことができた

柔軟性がある

一人一人に合わせた行動ができる

仕事に活かせるのじゃないとダメなんですね…そんな長所あるのかな…
そんなことないよ!君の長所は一つじゃないんだから、長所をまずたくさん見つけてみよう!

短所の答え方

まず伝え方は
【結論】短所→【具体例】短所による失敗経験→【改善策】短所にどのように向き合ったか/向き合っているか
のように伝えましょう。

例)
①私の短所は頑固なところで、常に「こうあるべきだ」という考えが自分の中にあります。それが原因で部活動でチームメイトとの意思の疎通がうまくいかず、レギュラーメンバーに選ばれなくなってしまいました。それ以来、様々な視点から物事をみるということを大切にしており、周囲の人からこまめに意見を聞くようにしています。

②私の短所は理屈っぽいところで、話は論理的であることが重要だと考えています。コロナ禍でサークルの今後の指針を決める際に、論理的でない意見は論破し自分の論理的な意見を提唱しました。しかし、皆納得はしてくれたものの協力的ではありませんでした。それ以来、相手の立場や思いやりに配慮することを念頭に行動するようになり、自分が意見を伝える時はまず相手の話を聞くようにしています。

【POINT】
①業務に直接支障をきたすようなものは避ける
「寝坊してしまう」「コミュニケーションが苦手」「人見知り」など業務に直接支障をきたしてしまうような短所は避けましょう。

②改善策を伝えることが重要!
先ほどお伝えしましたが、短所を改善する努力ができる人、つまり課題を把握し解決する努力ができる人です。自分の短所とどう向き合っているかは、つまり困難な課題に対してどのように立ち向かうのか、ということになります。面接官はあなたが困難に事象に対してどのように対応するかを知りたいのです。「その短所を改善するためにどのような努力をして、どのように意識や行動を変えたか」をきちんと入れ込んで伝えましょう。

もしその改善策から、改善した結果が出ていれば併せて伝えることをおすすめします!短所を改善した結果は、仕事でも成果をだへるという再現性の良いアピールとなります。しかし、これは結果が”あれば”程度なので、結果がないからダメということでは決してありません。

③短所の伝え方に気をつける
例えばただ「心配性」とだけ伝えると、「心配ばかりで中々行動できない人」という良くない印象になってしまいます。そうならないためには、「特に今までやっとことのないことをやる時に」などどんな場面で心配性になってしまい、そのため自分はどのような対策をとっているかをきちんと伝えることが重要です。短所をストレートに伝えるのではなく、特にどんな場面でそれが働き、それがマイナスにならないようにどうしているのかを伝えましょう。

例)マイペースと伝える時
私の短所はマイペースなところで、特に目の前の1つのことに集中してマイペースになってしまいます。高校時代生徒会で企画をしていた際に、自分の企画に熱中してしまい周囲のサポートが 全くできず、結果的に全体の仕事が終わらず迷惑をかけてしまいました。以後自分が原因で周囲に迷惑をかけないように、周囲からこまめにFBをもらい全体のスケジュールを把握するようにしています。

④短所を長所のように伝えない
短所を聞かれているのに、「相手のことを考えすぎてしまう」「責任感が強すぎる」「相手のために自己犠牲を払ってしまう」というように、短所を長所にすり替えるのはNGです。面接官に自分の短所と向き合っていない、と評価されてしまいます。誰しも短所はあるので、短所は短所として伝えましょう。

私まさに短所を長所のように伝えてしまってました…
短所を伝える、ってね面接じゃなくても難しいよね!でも、きちんと自分の弱みを理解して伝えられる人の方が好印象じゃない?
確かに!人としてその方がかっこいいですね!頑張ります!

まとめ

いかがでしたか?長所・短所はそんなに深く考えなくてもいいでしょ!と思っていた人も多いのではなかったでしょうか?でも実際、長所・短所はとても大事なアピールポイントになります!この記事を参考に、長所・短所が聞かれた時に自分のことを十分にアピールできるチャンスとしてしっかり答えられるよう準備してみてください!

ジブン広告代理店とは

就職活動で「自分自身の売り込み方」に悩みを抱える就活生クライアントの課題を解決するセルフプロモーションエージェンシーです。(…という設定)

ジブン広告プランナー

トッカルビ

セルフプロモーションプランナー。学生のパートナーとなって就活の課題を解決する。どんな冗長なESも規定の文字数に収めることが得意。

クライアント就活生

納豆まき

いろんなことに興味がある大学3年生。好奇心旺盛だけど大抵長続きはしない。​

この記事を書いた人

FCL学生 編集部
FCL学生 編集部ライター/インターン生
22卒の女子大生3人組。広告会社のビジネスコンテストでチームを組んだことをきっかけに仲良くなりました。就活ではいろいろやらかした「しくじり就活生」ですが反面教師として23卒の就活相談も受付中デス。

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