この例は「あなたは社員としてどのような貢献ができるのか」という重要なことが抜けてしまっています。消費者の目線、つまり受け取る側の目線のままであると”やりたいこと”と”実際入社してからやること”の間に大きなギャップが生まれてしまいます。消費者目線で話されると面接官は「この人は自社にどう貢献してくくれるかわからない」「業界のことを全く理解できていない」と感じ、説得力がなくなってしまいます。
消費者目線の志望動機が生まれてしまう原因は、業界のビジネスモデルが理解できていないことです。ビジネスモデルとは、「その業界において利益をあげる仕組み」のことを言います。BtoBなのか、BtoCなのか、BtoBtoCなのか、を理解できていないと消費者目線のままの志望動機が生まれてしまいます。