23卒!広告業界本選考対策―JR東日本企画編―

23卒!広告業界本選考対策―JR東日本企画編―

広告業界本選考徹底対策!ESの徹底対策のほかにも、面接の選考のポイントを独自の視点で解説!22卒として昨年度選考を実際に受けていた編集部の声も聞いてみました。

本選考徹底対策の3回目である今回は、3月下旬に締め切りが迫る『JR東日本企画』の選考をポイントとなるES設問に絞って徹底的に対策していきます!

この記事を読むと…

JR東日本企画の選考対策ができます!

JR東日本企画ってどんな会社?

株式会社ジェイアール東日本企画(通称:jeki)は東日本旅客鉄道(JR東日本)の戦略子会社第一号として発足。JR東日本グループの中核企業の一社です。

代表的な広告クリエイティブとしてJR SKI SKIがあまりにも有名なので一般的にはJR東日本グループのハウスエージェンシーとして認識されていますが、近年は、一般企業を中心とした広告会社としての部門が成長しており1988年発足の若い会社でありながら電通、博報堂、ADKに続く第4位の規模に成長しています。

応募コースと選考フロー

募コース一覧

・総合職採用

 ・ファーストキャリア採用

学生のみなさまが接する情報が多様化している中、すでに専門的知識やスキルを持ち活動している方も多いことでしょう。

そんなみなさまとjekiの想いを、よりダイレクトに結ぶことで、「個性」を活かしてもらうことが目的です。

“ファーストキャリア”で必要とされるポテンシャルを発揮し、さらに磨きをかけることで、プロフェッショナルな人材としての活躍を期待しています。

考フロー

マイページ登録→正式エントリー(ES提出)→一次面接→二次面接→最終面接

ESポイント設問① 広告業界とjekiを志望する理由

あなたが広告業界を志望する理由と、その中であえてjekiを選ぶ理由を教えてください。

問の意図を考えてみよう

志望動機は、面接中に必ずといえるほど聞かれる質問の1つ。応募者の選考の際、どの企業においても重要視しているポイントだといえるでしょう。

企業が志望動機を聞く理由として、主に以下のようなこと挙げられます。

・数ある企業のなかから自社を選んだ理由を知るため

・自社のニーズとマッチした人材か判断するため

・入社後どのように活躍したいのか知るため

・応募者の人柄や意欲を確認するため

上記のなかでも、志望先の企業を選んだ理由についてはよく聞かれる質問だといえます。ほかではなくその企業でなくてはならない理由は、とくに重視される傾向にあるようです。

企業が求めるニーズと、応募者のスキルや人柄が一致していることも大切なポイント。求人情報で提示していた内容にそぐわない場合、企業研究を怠っていると判断されるケースもあります。

たとえキャリアが優秀だとしても、企業ニーズにマッチしていなければ「ほしい人材」だと思ってもらえないかもしれません。

また、今回の場合は「広告業界の中でもjekiを選んだ理由」も問われています。他社との違いを理解し、自分の叶えたい事から逆算してjekiを選んでいるのかどうかも見られるでしょう。

 問攻略法

まず、この質問において忘れてはいけないことは「jekiでなければいけない理由」ではなく「なぜjekiに入りたいか」聞かれているという点です。

選考に通りたい気持ちが強く出すぎて「他社ではなくjekiがいい!!」と伝えてしまいがちですが、この設問で面接官が聞きたいことはそれだけではありません。

 また、「JRが親会社としているから~」「交通広告が強いから~」なども言ってしまいがちですが、それだけの理由では選考に通ることは難しいでしょう。

ではどのように書いていけばいいのか。それは「具体的な職域や業務をイメージして書くこと」が必要になってきます。

jekiの強味を挙げてそこに自分の志望理由を無理やり繋げるのではなく、「自分のキャリアプランとjekiの行っている事業が一致しているか」や「インターンや説明会で関わった人、見たもの」から志望動機をかけるとベストです!

キャリアプランについてはこちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

→https://fcl.fun/post-12184

ESポイント設問② 趣味・資格・特技

「趣味・資格・特技」をご記入ください。

問の意図を考えてみよう

この課題では、ずばり「何に興味・関心があるか」「関心があることにどれだけ深く関わっているか」の2点を見ているといえます。好きな物に対して、どのように考え、どのくらい突き詰められるのかを知りたいという意図があると考えられます。

 問攻略法

興味関心があるものに対してどれだけ突き詰められているのかが最も重要です。また、誰にでも伝えわりやすい言葉でどれだけ好きかを説明できるかどうかも重要なポイントになってくるでしょう。特にこの質問は、採用メッセージにある「君が創る、心踊る」という言葉にも通ずるものになってくるのでかなり重要視されている項目であるとも考えられます。ESを通して自分の好きなことに対する熱中具合を読み手にイメージさせることを意識しましょう。

また、この設問は興味関心のあることについて聞かれているというだけあって学生生活を通して行ってきた言わば「第二のガクチカ」と言えるでしょう。

この後聞かれるガクチカとは別でしっかり用意して置くことが重要です。

ESポイント設問③学生時代最も力を入れたこと

「学生時代最も力を入れたこと」をご記入ください。

問の意図を考えてみよう

この設問は、前の設問と同様「何に興味・関心があってどれだけ深く関わっているか」を問うものとなっています。前の質問とはしっかりと区別して説明するようにしましょう。

 問攻略法

学生時代に行ったことを「どれだけ行ったか」「なぜ行ったか」「何を目的として何を行ったか」ということを中心に論理的に書きましょう。

ガクチカを聞かれるとどうしてもエピソードありきで書こうとしてしまう人が多いですが、自分のキャリアプランと学生時代に行ったことを繋ぎ合わせて説明できると、自分のことが伝わりやすくなると思います。 

自分自身で自分を表す言葉に迷ってしまったら、友人や周りの人にも聞いてみるといいかもしれません。

ESポイント設問④ 自己PR

「自己PR」をご記入ください。

問の意図を考えてみよう

なぜ企業は面接で自己PRを聞くのでしょうか。理由としては、以下の2点が挙げられます。

性格や考え方などの人柄を知るため

企業は能力だけでなく、人柄も含めて採用しているため、自己PRを通して強みだけでなく、経験も一緒に聞くことでその学生の人柄を判断しています。

つまり自己PRで自分が力を発揮した経験について聞くことで、物事に対してその学生がとのように考え、どのような行動を取るのかがわかるということです。

また、「みんなをまとめることができる」という強みであっても、「自分が先頭に立ち、引っ張ってまとめるタイプ」もいれば、「表には出ないが、裏でみんなをサポートしてまとめるタイプ」と様々です。

そのため企業はその学生がどういった人柄なのかをできるだけ詳しく知るために自己PRを聞いています。

自社で活かせる強みがあるかどうか知るため

企業は採用するにあたって、自社に貢献してくれる人材を求めています。

つまり学生が入社したことによって、自社がどのような利益を得ることができるか、成長することができるか、を考え採用活動をしています。

新卒採用の場合は中途採用とは違い、ポテンシャル採用になります。今どれくらいのスキルがあるかどうかよりも、将来活躍できる強みを持っているかどうかといった点を確認しています。

つまり自社と相性が良い学生を自己PRを通して探しているということです。

 問攻略法

この設問は人柄を知るための設問の中でも最後に位置しているものであるので、全体のまとめとしてシンプルかつ書けるかが重要になります。

エピソードからひねり出した能力アピールをするのではなく、自分はどんな人物でどんなことをしてきて今後どのようなことがしたいのかを明確に説明するように心がけましょう。

また、いろいろな行動で表せる自己PRを書くことも重要です。一つのエピソードについて細かく説明していたら文字数が足りなくなってしまいます。シンプルかつ簡潔にがこの設問におけるポイントになってきます。

ES全体を通してのポイント

ここからは、ES全体を通してのポイントについて解説していきます!ここを読んでESをより一層ブラッシュアップさせて行きましょう!

ポイント➀文章で説明するのではなく、口頭試問(面接)で何を訴えるかを意識しよう

ESが見事通過しても、面接でそこを深堀された時に答えられないような内容であっては意味がありません。あくまで目指して行きたいのは「内定をいただくこと」。ESを提出することだけに必死になりすぎず、その先の面接も見据えた内容を書くように意識しましょう。

ポイント②面接での流れをイメージして戦略を立てよう

面接において今書いているESは資料になります。プレゼンテーションと同様しっかりした順序で説明し、聞き手をひきつけるような受け答えができるようにESの段階から準備しましょう。

ポイント③印象的なキーワードを作ろう

就活時期ともなると面接官は1日に何百というESを読むことになります。そんな面接官に自分を認識してもらう上で重要になってくるのが印象的なキーワードです。自分のキャッチコピーなど「〇〇と言ったら自分」と思い出してもらえるようなキーワードを書いておくようにしましょう。

その他の選考ポイント

適性検査は、「CAB」と「GAB」を組み合わせた企業独自のテスト形式を採用しています。特に特殊な対策などは必要ありませんが、かなり設問が長いことと種類が2種類あるため時間に余裕を持って取り組みましょう。

 面接は最終面接含め3回とスタンダードですが、ESに対しての深堀も多いのが特徴です。1つの質問に1つの回答、というのではなくもっと深く聞かれても対応できるよう面接練習を重ねておきましょう。また、個人の人となりや考え方などパーソナルな部分の質問が多いことも特徴です。jekiへの志望度の高さが最重要となってくるのでその点も注意しながら対策しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?本記事ではjekiの選考対策について紹介しました。

jekiは毎年学生に人気の企業です。その分入社する事も非常に難易度の高い企業ですので、ぜひ企業研究を深めて先行に臨みましょう。これをきっかけにjekiをもっと調べてもらい、選択の幅を広げてもらえればと思います。

ぜひ参考にして、jekiのESや選考に挑んでみてください!

ジブン広告代理店とは

就職活動で「自分自身の売り込み方」に悩みを抱える就活生クライアントの課題を解決するセルフプロモーションエージェンシーです。(…という設定)

ジブン広告プランナー

トッカルビ

セルフプロモーションプランナー。学生のパートナーとなって就活の課題を解決する。どんな冗長なESも規定の文字数に収めることが得意。

クライアント就活生

納豆まき

いろんなことに興味がある大学3年生。好奇心旺盛だけど大抵長続きはしない。​

この記事を書いた人

FCL学生 編集部
FCL学生 編集部ライター/インターン生
22卒の女子大生3人組。広告会社のビジネスコンテストでチームを組んだことをきっかけに仲良くなりました。就活ではいろいろやらかした「しくじり就活生」ですが反面教師として23卒の就活相談も受付中デス。

ジェイアール東日本企画カテゴリの最新記事