例文付き!好きな広告・嫌いな広告の答え方

例文付き!好きな広告・嫌いな広告の答え方

こんにちは。学生編集部のあぼかどばーがーです。 実際の就活生と一緒に就活の悩みを解決していく「ジブン広告」シリーズ。今回解決する課題は「好きな広告・嫌いな広告の答え方」です!
・なんて答えていいかわからない
・広告をそんなに覚えていない
こんな悩みを持っている人は、この記事を読んで、自信を持って好きな/嫌いな広告を答えられるようになりましょう!

今日の就活生:おろポン唐揚

人前でパフォーマンスすることが大好きなアクティブ系女子大生。 よさこいサークルで活動する傍ら声優養成所にも通う。 広告・エンタメ業界を志望している。

この記事を読むと…

好きな/嫌いな広告を答えることができます!

好きな/嫌いな広告を聞かれる理由

「好きな広告・嫌いな広告を教えてください」。広告業界就活の特有の質問ですよね。この質問の意図は二つあります。
まず一つ目は『広告業界への本気度を測るため』です。広告って普段無意識に見ていますよね。でもこれから広告マンになりたいのなら、広告に対する熱量を人事に伝えなければなりません。そのためには普段から「この広告のこんなところがいい」「これ自分ならこうするな」ということを考えながら広告を見ていく必要があります。
そして二つ目は『あなたの感性を知るため』です。あなたが広告を見て良い/悪いと感じる背景にはあなたの考え方・経験による感性があります。この質問ではそう言ったあなたの感性を知りたいので、「どんな広告か」というよりは「なぜその広告なのか」という理由がとても重要になります。

私広告とかマーケティングの勉強してないんですけど…答えられるかな…

全然大丈夫だよ!
“自分だったら”のところは自分が思うまま、自由な発想で答えれば良いんだよ!

そうなんですね!優秀な答え方しないといけないのかと思ってました!

好きな広告の答え方

受ける企業のの広告がいい、と言われることもありますがそんなことはありません。面接官が知りたいのは自分の企業の広告を知っているかではなく、あなたについてです。そもそも自分の気になった広告をどこが作ってるかなんてわからないですよね?

なのでまずあなたの感性、つまりあなたの考え方、キャラクターと繋げられる「いいな」と感じた広告を1つピックアップしましょう。そしてなぜ広告が好きなのかをきちんとあなたの感性が伝わるように理由を話しましょう。広告の情報誌やwebに書いてある上手いことを言う必要はありません!自分の考えを伝えましょう。

しかし、ここで注意して欲しいことがあります!それはファン(消費者)の目線で語らないようにすることです。どう言うことかと言うと、「この演出が良かった」「出演している人が好き」と言うような一消費者の目線で語ってはいけません。ではどう答えればいいのか。それは「このキャッチコピーは〇〇な影響を与えているとのがいいと思った」「この広告の考え(ロジック)に惹かれた」と言うようなビジネス目線での回答です!このような回答をするためには日々自分で「この広告の目的はなんだろう」「この広告のターゲットはどんな人だろう」と言うことを考えながら見ることがとてもお大事です!

いつも面接で自分の「キャッチコピーが好きだから」って答えてました、、、
間違いではないよ!でもなんで良いのか、という理由をビジネス目線で言うのが大事だね!
広告もっとちゃんと見てきます汗

嫌いな広告の答え方

ここで伝える嫌いな広告は「面白くない」「沢山出てきて邪魔」などということではありません。言い方を変えれば「もっと良くなると感じた広告」です。つまり。「この広告のここは良かったけど、この部分が〇〇でおしかった」「こういう意図を感じたけど、自分なら〇〇すると感じた」というように、「こうだったらもっと良くなるのに」という広告を伝えましょう。その際にもきちんとあなたの感性が伝わるように”自分の考え”を伝えることがとても重要です。

嫌いな広告って好きじゃない広告、じゃないんですね!
それにしちゃったら、広告の悪口言うとこになるからね笑
もし面接官の人が携わってたりしたら、、、

ひええええええ!

広告を覚えていなくても大丈夫!?

「どんな広告あったっけ…」「.なんとなくは覚えているんだけどはっきりしない…」そんな人でも大丈夫です!下記にたくさんの広告が載っているサイトを載せるのでこちらから探してみてください。
Adver times https://www.advertimes.com/

宣伝会議online https://www.sendenkaigi.com/

PR EDGE  https://predge.jp/

web電通報 https://dentsu-ho.com/

新聞広告アーカイブhttps://www.pressnet.or.jp/adarc/ex/

広告ラボ https://media.bizpa.net/

メディアレーダー https://media-radar.jp/

答え方の例文を見てみよう!

好きな広告例文

①今年のキンカンの広告
理由は広告っぽくないメッセージのシンプルなポスターに惹かれたからです。
「若者の皆さんへ。買わなくていいので、今日はどうかラベルだけでも覚えて帰って下さい」という広告っぽくないメッセージとキンカンのビジュアル、というポスターです。キンカンといえばおばあちゃんの家にある、など古臭いイメージがありました。その中で若者への認知を図るために、「語りかけるようなメッセージで広告っぽさをなくし、若者に親近感のある内容にしているところがいいなと感じました。

②キンチョール「ゴキブリ ムエンダー」の新聞広告
コロナ禍で「もうどう広告していいかわからないので」というコピーと共に、6つの場合に合わせてQアールコートが用意されそれぞれの場面合わせたバリエーション豊かな広告が見れるという新聞広告です。これを見た時先行きの見えない不安で孤独な時に、様々な場合に合わせた広告を数種類作ってくれているということで寄り添ってくれているという印象を感じることができてとてもいいなと感じました。

嫌いな広告例文

①マイナビagent「じっくり聴くエージェント編」
マイナビAgentの「耳を見たら思い出してください」というコピーと大きな耳の画像がある広告です。どこよりも”じっくり聴く転職エージェント”という印象をつけるためにとてもインパクトのある広告にしているのではと感じました。しかし、インパクトだけが残ってしまっていて、”じっくり聴く”という強みが伝わりにくくなっていてもったいないと感じました。”じっくり聴いてくれている”という瞬間を連想させることが大事だと考えるため、お客さまを相手にじっくり聴いているエージェントの耳が大きくなっていて”耳を見たら思い出して下さい”の方がじっくり聴く転職エージェントというのが伝わりやすいと感じました。

②BARTH
「#疲れが見えたら重炭酸」をキーワードに、ポスターの中にひらがなで「つかれ」が隠されたの幾何学模様の錯視アートが掲載されているポスター広告。疲れているとツカレが見える、という仕組みになっています。しかしこの中から一瞬でツカレを見つけることは難しく、立ち止まる必要があります。自分は疲れていると自覚できるとても良い発想であるのにもったいないと感じました。そこで私は用いる画像はストレスを感じている時には動いて見える、というような一瞬で疲れがわかる画像を用いることができればいいのではないかと考えます。
例えばブラジルの健康保険協会の広告で用いられていた、疲れやストレスを感じている時にポスターを見ると、画像が波打って動いているように見えたり、中心に吸い込まれていくように見えたりする画像のことです。この画像にすることで疲れをすぐ自覚してもらえる、また見ると動く画像によって多少の話題性を生めるのではと考えています。

まとめ

就活で大切なのはあなたらしさが伝えられる「なぜ」という部分です。なぜ良いと思ったのか・なぜこうしたほうがいいのかと思ったのかを自分の感性ベースで端的に伝えられるようにしましょう。最初からうまく伝えることは難しいのでOB訪問などをした時に話して感想を聞いてみましょう。また逆に「どんな広告が好きですか?」と聞いてみて考え方を聞いてみてもいいかもしれませんね!

ジブン広告代理店とは

就職活動で「自分自身の売り込み方」に悩みを抱える就活生クライアントの課題を解決するセルフプロモーションエージェンシーです。(…という設定)

ジブン広告プランナー

トッカルビ

セルフプロモーションプランナー。学生のパートナーとなって就活の課題を解決する。どんな冗長なESも規定の文字数に収めることが得意。

クライアント就活生

おろポン唐揚げ

人前でパフォーマンスすることが大好きなアクティブ系女子大生。 よさこいサークルで活動する傍ら声優養成所にも通う。 広告・エンタメ業界を志望している。

この記事を書いた人

FCL学生 編集部
FCL学生 編集部ライター/インターン生
22卒の女子大生3人組。広告会社のビジネスコンテストでチームを組んだことをきっかけに仲良くなりました。就活ではいろいろやらかした「しくじり就活生」ですが反面教師として23卒の就活相談も受付中デス。

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