実際の就活生と一緒に就活の悩みを解決していく「ジブン広告」シリーズ。
今回解決する課題は「答えにくい面接の質問」です!
ES選考を通過し、いよいよ迎えた面接の日。志望動機や自己PR、今後のキャリア展望については用意した内容を回答。え?人生で一番困難だったこと?そんなことを急に言われても、なんて答えよう、、、。就活生の皆さんも面接が進む時期に入ってこのような質問をされた経験はありませんか?ちょっと答えにくい質問や想定外の質問をされた時、どう答えるのがよいでしょう?
今回は採用側の意図を解説しながら、それぞれの回答の考え方をご紹介していきます!
今日の就活生:納豆まき
いろんなことに興味がある大学3年生。 好奇心旺盛だけど大抵長続きはしない。
この記事を読むと…
面接対策が進みます!!!
さっきの面接で答えられなかった質問があって、、
「人生で一番困難だったことは?」って聞かれて黙っちゃったんです、、
着目されていること
①マナー
「入社=組織の一員となる」ということ。組織の一員として機能できる人材か、気持ちのよいコミュニケーションをすることができるか、を確認します。
「そんなの簡単だ」と思われるかもしれませんが、新卒の一次面接では多くがこの理由で落とされてしまいます。
例えば、服装に清潔感がない人は、服装だけではなく、靴・手や爪・髪の毛など身だしなみ全般が崩れています。
人としては問題ありませんが、初対面で営業に来た人が、そういう人だったらどうでしょうか?会社のイメージは悪くなり取引の話が前に進むことは難しいです。
マナーというのは人とコミュニケーションをするにあたって、最低限身に付けておくべき作法なので、今のうちから身に着けておきましょう。
②ビジョン
「新入社員を入社させる=投資」と考えてください。
従業員は売上から給与を得ています。新入社員は初年のほとんどを売上貢献することができないため、企業にとっては売上できない人材に給与という投資をし続けなくてはなりません。そのため新卒採用とは、将来的な売上寄与を見込んでの投資なのです。
企業が一番困るのが「将来的な売上寄与を実現する前に、退職されること」です。投資回収が不可能になってしまうためです。そのため、それを避けるためにビジョンを重視します。
目指すゴールが明確で、その業界で働く理由に腹落ち感があるかどうかを見られています。
③コンピテンシー
企業は継続的に繁栄するために必要な人材を獲得するために多くの選考関門を用意し厳選しています。
企業にとって継続的な反映を実現するには、当然企業風土によっても異なりますがある一定の回答があります。 それは各企業で働らいている「成果を出している人」と類似している人です。それをコンピテンシーといいます。 新卒面接では、完成度ではなく「入社してから活躍できる人材かどうか」を見極めることが大切です。そのため、採用基準に対して不足があったとしても、入社後の伸び代が期待できれば採用可能としています。
POINT
面接は相互理解の場
「成し遂げたいことはなんですか?」
ここからは具体的な「よく聞かれる答えにくい質問」を例にあげながら質問意図と答えの考え方を紹介していきます。
まずどうして「成し遂げたいこと」を聞くかというと、入社後にどのように就活生が働いてくれそうかを見抜くためです。 もしも、就活生の目的が「その企業への就職」になっていると、働いてからのモチベーションが続かずに辞めてしまう可能性もあります。 しかし 将来成し遂げたいことが明確にある就活生は、入社後も成し遂げたいことへ向かって突っ走ってくれると面接官に思ってもらえます。
また、成し遂げたいことは「野望・大志」と言い換えることができます。
この「野望」はその人によって「解決したい社会課題」であったり「自分のなりたい姿」であったり様々です。野望と聞くと大きなものに感じて自分にはそんなものない、、と思ってしまう人もいるのではないでしょうか?そんな時は現時点でやりたいことからその先の未来でやりたいことを想像してみると案外簡単に見つけられるかもしれません。
「一番困難だったことは何ですか?」
次に紹介するのは「いままで一番困難だったことはなんですか?」という質問です。
多くの就活生からすれば、「普通に生きてきただけで、困難だったことなんてよくわからない!」「そんな人に話せるような経験なんか無い!」というのが本音だと思います。
そこでまずこの質問意図を解説していこうと思います。
皆さんも人生を振り返ってみてほしいのですが、何か困難にぶつかったとき「新たな人生訓」のようなものに出会った経験はないでしょうか?この「一番困難だったことはなんですか?」という質問においてはここで挙げた新たな人生訓を基準に考えていくことが必要なのです。
困難を乗り越えたからこそ見つけた自分の成し遂げたいことが見つけられるとより一層自分のエピソードを強固なものにできると思いますよ!
そう考えると考えやすいかもしれないです!
強調メッセージ
人生のターニングポイント
「大学では何を勉強してきましたか?」
最後に紹介するのは「大学では何を勉強してきましたか?」という質問です。
もしかしたら就活生の皆さんの中には「勉強って言われても、ほとんど遊んで過ごしてたよ、、」「大学で授業は受けたけど、学んだことって言われるとわからない」と面接で勉強について聞かれたらこんな言い訳をしたくなってしまう人も多いかもしれません。
しかしこの質問もしっかり質問意図を理解すれば答えられます。
まず「大学で学んだこと=野望を成し遂げるために学んできたこと」と言い換えることができます。つまり「将来やりたいことのために何か学んできたことはあるか」ということを面接官は聞きたいのです。誰しも現在の自分の姿と理想の姿にはギャップがあると思いますがそのギャップを埋めるためにどうやってステップアップしてきたか、それを説明できるように準備しておきましょう。企業に入った後も目標に向かってどのようにアプローチしていくかが重要です。学生の頃からその考え方ができていたことをアピールするためにも絶対に答えたい質問です!といっても、「そこまで考えて授業や大学を選んでいなかった、、」という方も少なくないと思います。そんな時はなるべく上記に近いエピソードを選んで話せるようにしましょう。
その理由をしっかり答えられるようにしようね!
まとめ
いかがでしたか?
面接はコミュニケーションの場です。一方通行ではなく、面接官の意図を確認しても良い場所なのだ、と意識しましょう。意図を理解した上で質問に的確に答え、その企業でぜひ働きたいという気持ちや、飾りすぎず、しかし謙虚になりすぎない自分らしさを伝えていきましょう。
面接官と就活生は、同じ職場で気持ちよく働くことを目指した同等な立場です。お互いがベストと思える出会いは必ずあると信じて、面接に臨んでください!
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ジブン広告代理店とは
就職活動で「自分自身の売り込み方」に悩みを抱える就活生クライアントの課題を解決するセルフプロモーションエージェンシーです。(…という設定)
ジブン広告プランナー
トッカルビ
セルフプロモーションプランナー。学生のパートナーとなって就活の課題を解決する。どんな冗長なESも規定の文字数に収めることが得意。
クライアント就活生
納豆まき
いろんなことに興味がある大学3年生。好奇心旺盛だけど大抵長続きはしない。
この記事を書いた人
- FCL学生 編集部
- 22卒の女子大生3人組。広告会社のビジネスコンテストでチームを組んだことをきっかけに仲良くなりました。就活ではいろいろやらかした「しくじり就活生」ですが反面教師として23卒の就活相談も受付中デス。
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